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2018.07.10

過剰歯(かじょうし)

「過剰歯」聞きなれない言葉ですよね?

過剰というのは多いという意味、過剰歯とは歯が多いという意味になります。ちなみに乳歯は20本、永久歯であれば28〜32本が正常の範囲とされている本数です。永久歯の本数に違いがあるのは、28本の歯に加え、親知らず4本を含めた場合も正常の範囲内とされるからです。

過剰歯というのは、それ以上の本数がある、ということになります。
過剰歯は30〜40人に一人の割合で見られ、一人につき1本だけの場合もあれば複数本の場合もあります。性別的には女性より男性に多く見られます。
過剰歯がよく見られる部位は上の前歯(49.2%)で、次いで上の奥歯(37.8%)、下の奥歯(6.6%)の順で多く見られるようです。
多くは学童期の上顎前歯部に発生し、後続永久歯の萌出の妨げや正中離開などの歯列不正の原因になると言われています。

過剰歯の治療は年齢や位置により様々です。もし過剰歯があると分かったら、異常が起こっていないかを定期的に確認してもらいましょう。

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