裏側からの矯正治療とは

装置が見えない舌側矯正は、大きく口を開けたときにかろうじて装置が見える程度なので、周囲の人にはほとんど気づかれずに治療する事ができます。
メリットとデメリット
メリット
- 1. 装置が見えない
- 2. 虫歯になりにくい
- 3. 前歯を引っ込めやすい
- 4. 歯の表面のダメージが少ない
デメリット
- 1. 発音しにくい
- 2. 装置が割高
- 舌側矯正の場合、治療費はいくら位かかりますか?
- 舌側矯正の場合、非常に高度な技術が要求されるのと、一人一人の歯並びに合わせて装置をオーダーメイドしなくてはいけないなどの理由から、歯の表側からの矯正に比べて、かなり高額になります。お口の状態にもよりますが、130~150万円程度とお考えください。
- 裏側に装置を付けることで気をつけることはありますか?
-
歯みがきをしっかり行いましょう。
当院で使用する舌側矯正のブラケット「インコグニート」は可能な限り薄く設計され、装置と歯の境界部がスムーズに移行しているので、従来の装置よりプラーク(歯の汚れ)が付着しにくくなっていますが、装置が見えない分虫歯や歯周病に気づかない可能性があります。
- 装置を付けたらしゃべりにくくなりますか?
- 装置が慣れるまで(1〜4週くらい)少ししゃべりにくいようです。でも聞き取れない程の発音にはなりません。装置に慣れてしまえば普通に発音できます。